【書評】 「貧乏はお金持ち」  脅威のファイナンス

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最近、不動産以外の投資本をよんでいないと思ったので、以下の本を読んだ。



お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門を読んでからずっと注目している人。
ふと書店で発見したので即購入した。

この人はなんというか、一貫して"サラリーマンは不当に搾取されている"ということを言っている。本の中では税金の歪みを利用する方法、制度上の歪みを利用する方法などの紹介が多い。

中でも、資金調達に関する方法が興味深く、利息0.37パーセントで資金を調達できる方法が書かれていた。

本の中より少しだけ引用。

実質借入金利レ0.37%であった。銀行口座に1000万円が振り込まれた。これは特別な例ではなく、誰でも簡単にできる(多少の準備と工夫はいる)
実際に筆者の橘氏も試験的に資金調達されたみたいです。

「国債の利率」=「日本国」よりも安い利率で資金調達ができるということ、本来であれば正常な市場では起こりえない事象が起こる、つまり歪みが起きているということです。

当たり前ですがこの原因は国が補助を出しているからです。
脅威のファイナンスですね。でも世の中には制度自体を知らずに、借りれる権利があっても高金利で借りている経営者などもいらっしゃると思います。

この記事を書いているときに、勝間和代さんの勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践に載っていた一節を思い出した。
情報主義の社会では,より情報を持つ人=賢い人が,情報を持たない人=賢くない人から,合法的に,お金を巻きあげている
しかし勝間氏、よくこんな歯に衣着せないで言ったよな。

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