夜逃げにあいました。ドラマや本の世界ではありませんでした。

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いつも久しぶりの更新です。

ネガティブなタイトルですが、そうです「夜逃げ」にあいました。

全空から満室にまでした大阪市内の物件です。やっと満室になって家賃がもらえると思った刹那の出来事でした。

本で読んだりはしたことはありますが、まさか自分が体験するとは思ってもいませんでした。


毎月1日に家賃を支払う予定だったのですが、1日に電話が・・・

「今日は学校に行くので振り込むのが夕方になるので、着金あしたになります。」

との電話が。

ずいぶん丁寧だなぁ、、なんて思いながら了承しました。

翌日、朝に入金を確認すると、あれ?入ってない。。。すぐに入居者に電話すると電話も止まっている。この時点ではまだなんの危機感もありませんでした。

しかし、夜になってもまだ入金はありません。で、その翌日になっても入金も連絡もありませんでしたので、アパートに行ってみることにしました。

他の入居者さんに
「201の○○さん知りませんか?」
ということで聞いてみると

「もう3日間帰ってないでー」
とのこと、少し不安を覚えながらとりあえずその場を立ち去りました。


中で何かあってはいけないと思って意を決して中に入ることにしました。立ち会いのもと室内に入室しましたが、酒瓶とエッチな本etc・・が転がっていました。水も止まっているようでトイレ流れていませんでした。

後でわかりましたが、7月に入居してから1度も光熱費を払ったことがなかったそうです。

中の荷物もほとんどなく、大切にしてたゲームなどもないことから、ようやく計画的な「夜逃げ」ということを認識しました。

今回夜逃げをされたのは保護を受けられていた方です。

逃げたら保護支給も止まるしいいことも無いのですが、なにか他に理由があったんでしょうね。他の入居者さんにもお金を借りていたようですから。

私も実は、、、今考えると本当はありえないことなんですが、大きなテレビがどうしても欲しいということでしたので、32型のテレビを買い、支払ってもらっている最中でした。まだ分割分のお金は全部もらっていなかったのですが、実はそのテレビも1万円という格安料金で下の入居者さんに売却(転売)していたようです。


ア・ノ・ヤ・ロー!(笑?)


部屋の鍵は申し訳ないと思ったのでしょうか、ポストに入れてありました。

今回の後始末はというと、正しい始末の仕方ではありませんが、入室立ちあいの際ビデオをまわし室内をくまなく撮影しました。一応、生ゴミ以外は別アパートの倉庫に保存してあります。で、付けてくれた賃貸業者さんと他の大家仲間にも手伝ってもらい掃除をして、鍵を新しいものにして終了ということにしました!

夜逃げにあってトイレも流れていないのに本来であれば掃除することもできない。ひょっとしたら下の入居者さんにも迷惑もかけるかも知れないという状況で、そんな法律っておかしいような気がします。むこうが無茶苦茶なルール違反をしているのにこっちだけ守って対応してられませんってのが本音です。まぁぶっちゃけ法律使ってどうのこうのしてくるほど賢い人では無いので大丈夫です。

賃貸業者さんいわくこういった処理はよくあることで、
「大丈夫ですよ。」
とのこと。

もしも、ほんとにもしもですが、今回の処理で裁判になったとしても最後まで闘います。

低級家賃は高利回りを取れることも多いですが、こういった苦労とリスクを抱えていることを再認識しました。

※同賃貸業者さん申し訳ないと思ったのか、1週間後に別のお客さんを付けてくれました。広告料もいつもの半分でいいとのことでした。

2 コメント:

まるこ さんのコメント...

そういう経緯だったのですね。
悔しいですね!!!

低級家賃のリスクと苦労、
他人事ではないです。

すぐに別のお客さんがついて
よかったですね。

トラジャル さんのコメント...

まるこ様

ありがとうございます。
一瞬、自分の身に起こったことが信じれませんでした。

普通の物件が欲しくなってきた今日この頃です。